2021 RACE REPORT-レースレポート-

2021年度 FIMスーパーバイク世界選手権 Round.3 Pirelli Made in Italy Emilia-Romagna Round
World Supersport300クラス レースレポート

Result / Superpole “13位” Best Time “1’50.048
Race1 “4位” Best time 1’50.253 / Race2 “DNF”

2021.6.17

Race Report

スーパーバイク世界選手権第3戦、World Supersport300クラスにとっては第2戦となるエミリア・ロマーニャラウンドが6月11日~13日、イタリアのミサノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリにて開催。このサーキットは、岡谷がテストで走り込んできたサーキット。岡谷は優勝への自信を持って今大会に挑む。

今大会はウィークを通して天候に恵まれ、全てのセッションがドライコンディションとなる。岡谷は初日のフリープラクティスを順調に走り込み、フリープラクティス1では11番手タイム (1’51.023)、フリープラクティス2では4番手タイムを記録するも、コース外走行によりラップキャンセル、リザルトとしては18番手(1’51.023)となった。ラップキャンセルはあったものの、安定したタイムで初日を終え、予選に向けてコンディションを整えていった。

2日目、迎えたSuperpoleは午前9時50分、気温26度、路面温度35度と過ごしやすい陽気の中スタート。岡谷はセッション中盤で7番手タイムを記録するなど順調にセッションを進め、13位(1’50.048)で終了。岡谷の予想よりも他選手のラップタイムが速く、ポジションは満足いくものではなかったものの、レースウィーク中の自身のベストタイムを更新し、ポジティブな気持ちでRace1への準備を終えた。

同日午後12時46分から行われたRace1。気温は28度、路面温度46度、風がさほどなく、素晴らしいコンディションの元、総勢43台が参戦する15周のレースがスタート。岡谷は5列目からスタートを成功させ、オープニングラップは10番手でコントロールラインを通過。その後、激しい争いを見せるトップグループのすぐ後ろで、前に出る機会を伺いながらレースを進め、少しずつ順位を上げていく。4周目、岡谷はトップグループから数台が遅れたそのチャンスを見逃さず5番手へポジションアップ。そこからトップグループの中でレースを進め、7周目ではトップに立ち、レースをリードすることに。そしてレース終盤の残り2周、岡谷はライバルとの激しいバトルを続けるがトップ3台が集団を抜け出し、岡谷は7番手へと順位を落としてしまう。それでも諦めずプッシュし続け、迎えた最終ラップでは4番手へ浮上、トップを猛追する。セカンドグループでの激しい攻防の中、一旦5番手へ順位を落としてしまったが最終コーナーでライバルを制し、4位でフィニッシュ。(1’50.253)。

大会最終日、Race2は15時16分、気温33度、路面温度50度、雲の少ない晴天の元、Race1と同じく15周のレースで行われた。今大会では気温・路面温度は日を追うごとに高くなり、Race2は大会一番の暑さとなっていた。そのせいもあってか、Race2は1周目から後方で多重クラッシュが起き、その後もハイサイドによる他車の転倒が相次ぐなど、波乱のレース展開となる。岡谷は問題なくスタートを決めたものの序盤では中々ポジションを上げられず、それでも1周目は14番手、5周目では10番手、8周目では5番手と、焦らず堅実に順位を上げていった。その後、ライバルとの激しい攻防が繰り返され、岡谷は残り5周で一時10番手まで順位を落としてしまう。しかし諦めず、再度トップを追って順位を上げていった。その結果残り3周でトップへ浮上。そこから岡谷とライバル達との激しいトップ争いが始まった。迎えたファイナルラップ、後方のライダー達をなんとか抑えながらトップを走行していた岡谷だが、優勝が見えてきた14コーナーで激しくマシンがスライドしてしまう。コントロールを失いかけた岡谷だったが、落ち着いてマシンを立て直し加速。しかし次の瞬間、ライバルに接触され転倒。さらに転倒した岡谷の背中に後方から走行してきたライダーのマシンが接触してしまう。岡谷は起き上がることが出来ず、Race2は無念のリタイアとなった。 

接触転倒後、岡谷はメディカルセンターに運ばれ、MRIなど入念な検査を受けた。結果、骨折など重大な怪我は認められなかった。また岡谷に接触したマシンのライダーはレース後、岡谷へ会うためメディカルセンターまで来てくれており、その場では会えなかったものの、その後岡谷とのメッセージのやり取りがあった。岡谷は今回の件に関して遺恨はないと語っている。

・岡谷雄太コメント

Race1、Race2共に勝てるチャンスはあったのですが、うまくまとめきれず、勝てるレースを逃してしまいました。強さは見せることは出来たのですが、結果に結びつけられなかったことがとても悔しいです。レース自体は100%で出来ていたので悔いはないですし、Race2の結果についても仕方がないことだと思っています。ただ、スポンサーの方々や応援してくれている方々に恩返しが出来ず、とても残念な気持ちです。次戦のアッセンまでに身体を回復させ、絶対に強くなって戻ってきます。

引き続き、応援をよろしくお願いいたします。

 

Result / WorldSBK web site SUPERPOLE RACE1 RACE2

2021年度 FIMスーパーバイク世界選手権 Round.1 Pirelli Aragon Round
World Supersport300クラス レースレポート

Result / Superpole “11位” Best Time “2’07.169
Race1 “3位” Best time 2’06.823 / Race2 “4位” Best Time “2’07.089

2021.5.26

Race Report

2021年FIM World Superport300クラス開幕戦が5月21日~23日、スペインのアラゴンにて開幕。今季も残念ながら昨年からの世界的な新型コロナウイルス感染拡大による影響により、例年より3ヶ月ほど遅れての開幕となった。岡谷は4月にヨーロッパ入りし、イタリアのミサノで行われた事前テストからチームに合流。開幕に向けて準備を整えてきた。このような状況下でもレースが出来ることに感謝し、感染防止対策をしっかり行いながら今季のシリーズチャンピオンを目指す。

今季も岡谷が所属するMTM Kawasaki MOTOPORTのマシンはカラーリングが一新され、昨年に比べグリーンとホワイトが際立つマシンへ。気持ちも新たに開幕戦を迎える。

初日のフリープラクティスは、天候に恵まれドライコンディション。午前中のフリープラクティス1は11位 (2’08.215)、午後のフリープラクティス2はTOP(2’08.285)と、Superpoleに向けてコンディションを整えていく。昨年のアラゴン戦での苦しい経験を経て、着実に進化していることを実感できた初日となった。

2日目、午前9時45分、気温14度、路面温度22度と少し肌寒い中、ドライコンディションにてSuperpoleがスタート。岡谷はチームメイトと共にコースイン。途中セッションでのトップタイムを記録するなどコンディションは良かったものの、集団の中での位置取りに手間取り、11位(2’07.169)にて終了。レースは4列目からスタートする事となった。

同日、午後12時46分から行われたRace1。気温19度、路面温度33度、路面はドライ、少し雲はあるものの晴れた空の下、12周のレースは始まった。岡谷はスタートを成功させ、トップグループの後方から少しずつ順位をあげていく。1周目から他選手3台がクラッシュするなど波乱のレースの中、順調に順位を上げ6位を走行していた岡谷だが、4周目マシンにギヤトラブルが発生してしまう。しかし過去の経験から岡谷は瞬時にそのマシントラブルに対処し、その際のマシンの失速による他車との接触を避けるべく、自らオーバーラン。トップグループと少しギャップは出来てしまったものの、11位でコースに復帰する事ができた。その後、アグレッシブな戦いが続く混戦の中、順調に走り続け2周後には再びトップグループに戻った岡谷。その後、残り4周時点でトップに躍り出る。しかし残り3周に入ったところで3位に順位を落としてしまい、追い上げるべく奮闘。その後トップを奪ったが、岡谷のすぐ後方で起きた他車2台のクラッシュにより、レースは赤旗中断。岡谷はパルクフェルメに戻った時点では1位へ誘導されていたものの、その後の審議にてセクター1を通過した時点での順位が反映された結果、3位フィニッシュとなった(2’06.823)。

迎えた最終日、15時16分、気温13度、路面温度20度、曇り空のドライコンディションの中、今大会最後のレースとなるWorld Supersport300クラス、Race2がスタート。 岡谷は問題なくスタートを決め、Race1と同じく11番手から少しずつ順位を上げていく。このクラスは出走台数が多く、超接近戦の戦いが終始続く為、自分が走るスペースを確保しながら走行していくことがとても重要となる。Race2はRace1にも増して激しい接近戦が展開され、序盤から他車の転倒が相次いでいた。岡谷も例外ではなく、他車との接触が多数発生。なんとか転倒を避けつつ、着実に順位を上げていった。そして残り4周、岡谷は3位まで順位をあげ、トップを狙うことが出来る位置に。激しく順位を入れ替えながら迎えたラストラップ、岡谷はバックストレートでトップに踊り出る。しかし最終ストレートで3台にパスされ、惜しくも4位でRace2を終えることとなった(2‘07.089)。

・岡谷雄太コメント

SuperPoleではフリーからトップタイムを出すことが出来、かなり調子は良かったですが位置取りがうまく行かず、11番手のタイムまでしか届きませんでした。 Race1は、良いスタートを切ることができ、順位を段々と上げていきました。4周目にマシンのギアのトラブルで点灯を避けるためオーバーランをし、11位でトップグループと少しギャップがある中コースに復帰しました。 そこから自分のペースが良く、2周でトップグループに届き、その勢いでトップに立つことが出来ました。残り3周のところで赤旗中断になり、結果3位になりました。勝てるレース展開だっただけに悔しい結果になりました。レース後の裁定も混乱していて納得出来ないところもありましたが良いレースが出来たと思います。

Race2は、Race1と同じく段々と11番手から追い上げていきました。途中何度も他のライダーとヒットし自分のスペースをなんとか確保していました。なかなかトップに立つことが厳しいレースでしたがラストラップのバックストレート前に予想だにせずトップに立ってしまい、その後ストレートで3台に抜かれて4位でゴールしました。最後の最後に予想外の展開になり、自分の中での作戦は失敗となってしまいました。とてもポジションをキープするのが難しいレースでレースを生き残るのが難しかったです。

次戦はテストをしているミサノなので、経験もあり自信のあるコースです。次戦でも、自分の持てる力を全てぶつけて行きます。

引き続き、応援を宜しくお願い致します。

 

Result / WorldSBK web site SUPERPOLE RACE1 RACE2

岡谷雄太、世界チャンピオンを目指す3シーズン目
2021 FIM SUPERBIKE WORLD CHAMPIONSHIP
World Supersport 300 へ MTM Kawasaki MOTOPORTより継続参戦

2021.1.15

RELEASE

岡谷雄太は、2021年度もFIMスーパーバイク世界選手権へ参戦する事をご報告させて頂きます。チームは引き続きMTM Kawasaki MOTOPORTに所属しWorld Supersport 300クラスへ参戦します。昨年度は日本人初となるポールポジションと優勝を経験し、毎戦チャレンジングなレースを戦いましたが、本年度もシリーズチャンピオンを目指し全力で戦います。世界的にコロナが蔓延し悲しいニュースが続いていますが、皆さんを元気づけられる結果を目指します。

・岡谷雄太コメント

2021年シーズンもWSSP300にMTM Kawasaki から参戦します。 今シーズンの目標はタイトル獲得のみ。2020年を乗り越えた分さらに強くなって臨むことが出来ます。全戦全力で戦っていきます。今シーズンも応援よろしくお願いします!!!

■2021年度 岡谷雄太 レース活動体制

・参戦レース :FIM SUPERBIKE WORLD CHAMPIONSHIP

・クラス   :World Supersport 300

・チーム   :MTM Kawasaki MOTOPORT

・参戦マシン :Kawasaki Ninja 400

[2021 FIM SUPERBIKE WORLD CHAMPIONSHIP]
■WorldSSP300 クラス開催日程

スケジュールへ

MTM Kawasaki MOTOPORT

http://www.mtmracingteam.be

SNS

:@MTMKawasaki
:@mtm_kawasaki_motoport

2020 Race Report

End of Article

Challenge to the Ultimate Dream

zero4412